どうも、ファビです。
前回の“中級編”では、元メンズアパレルとアプリでお会いした男性から「これは次のデートに行くたくないな」と思う服装やアイテムについてお話しさせていただきました。
さて、今回はいよいよ “上級編”。
初級・中級では語りきれなかった、さらに上をいくドン引きポイントをまとめてみました。
ここまで来ると「え、それもダメなの!?」と思われるかもしれませんが、やっぱり初デートは特別な場面。
ちょっとしたセンスの差が、恋愛のスタートダッシュを決める大きな要素になるんですよ。
マイナスを潰していって次のデートにつながるようにしましょう!
それでは上級編も早速いっちゃうよ〜!
アウターとインナーのミスマッチ
まずはアウターとインナーのシルエットが噛み合っていないパターン。
例えば中に分厚いパーカーを着込んでいるのに、さらにボリューム感のあるダウンジャケットやオーバーサイズのコートを羽織っちゃうと、上半身だけマッチョ感というか“着膨れ”感が凄まじいことになります。
「なんだか動きづらそう…」「首元パンパンで苦しそう…」と女性に思われると、せっかくのデートでも話に集中してもらえません。
逆にアウターがピタピタすぎて、中にふわっとしたパーカーを着ると腕周りがパツパツになるのもアウト。見た目のバランスって意外と一発で「あーなんか変だな」とバレてしまうので要注意です。

カーゴパンツ
カーゴパンツはポケットが多くて便利だし、ミリタリー要素が強いアイテム。でも、初デートで無造作にカーゴパンツを履いて来られると、「え、今日アウトドアに行く予定だっけ?」とツッコみたくなってしまいます(笑)
一歩間違えると“作業着”っぽさが全面に出たり、全体的にカジュアルすぎて子供っぽく見えたりするんです。
特にアラサー以上の男性がカーゴパンツを選ぶと、年代とのギャップで「なんだか無理して若作りしている…?」と思われる可能性もアリ。
デートという華やかな場面で、あえて“武骨さ全開”のカーゴパンツを選ぶメリットは正直少ないので、少し控えめに考えたほうが無難かもしれません。

カーディガン
シンプルで羽織りやすいカーディガンは、たしかに便利。でも、カーディガンのボタンをきっちり留めると不思議な“市役所の受付”感や“職員さんの制服”感が漂うことがあります。
シャツと合わせればおじさん臭さが増し、Tシャツに合わせると部屋着っぽくなる…という微妙なポジション。
もちろんカーディガンが似合う男性もいますが、初デートとなると話は別。「もっと無難な服はなかったのかな…?」と思われることもあるんだよね。
カジュアルダウンしたいのかきっちり感を出したいのかも曖昧になりがちなので、着こなしの難易度は意外と高め。

ショートパンツ
ショートパンツは爽やかで涼しげな印象を与えられますが、サイズ感を間違えると一気にNG。丈が短すぎて太ももや膝が完全に露出していると、下着のように見えてしまうケースも。
ピチピチすぎると「体操服…?」とツッコミたくなりますし、逆にダボッとしたショートパンツは子供っぽさ全開。
とくに30代を過ぎてからのショートパンツは、膝丈のものを選ぶようにしましょう。

オールブラック
黒はシックでかっこいい色。でも全身を黒でまとめた“オールブラックコーデ”は、どこか一部で遊びを入れないと重々しくなりがち。
特にアウター、トップス、パンツ、靴まで全て黒だと、身長や体格によってはただの“真っ黒い塊”に見えてしまうことも…。黒の色の性質もあり重すぎちゃうんだよね。
「なんだか怖そう」「喪服っぽい」という印象を与える場合もあって、せっかくおしゃれに決めたつもりでも、初対面の女性をむしろ萎縮させてしまいます。
オールブラックはサイジングや素材選びなどかなりのセンスが必要なので、やるなら上級者らしく小物や差し色をうまく使うのが大切。

カジュアルなのに“部屋着感”
スウェット素材のセットアップや、上下ともにラフすぎるコーディネート。家でゴロゴロするには最高ですが、初デートで登場されると「え、本当に家からそのまま出てきたの?」とびっくりされます。
スウェットはどうしても部屋着っぽさが強く出るので、トップスかボトムどちらかだけに取り入れるならまだしも、上下スウェットとなると男性の年齢が高いほど“生活感”が出てしまう。
また、さらっとかっこよく着こなしたい!と思う男性もいるかもしれませんが、かっこよくスウェットを着こなすには体型や髪型もセットになります。
なので上下スウェットってかなり上級者向けなんだよね。


変にオフィスカジュアル
休日デートにワイシャツやポロシャツ、オフィスカジュアルを漂わせるようなパンツで来られると、きちんとしたい気持ちはわかるのですが、お仕事帰り感がプンプン漂ってしまいます。
中途半端なオフィスカジュアルが漂うと“仕事着しかないのかな?”と思われてしまうんだよね。
どうせならスーツでビシッと決める、もしくは完全に休日仕様にする、くらい振り切ったほうが無難。微妙なラインは一番ムズかしいんだけどね。

インナーの柄や色が下着っぽい透け方
シャツやカットソーのインナーが、うっすら柄やカラーで透けてしまうと、男性側からすると「こんなに透けてるとは思わなかった…!」なんてことがありがち。でも女性は意外とそういうところも目に入ってしまうんだよね。
透けているせいで「あれ? その柄もしかして下着…?」と勘違いされると、急に生活感むき出しで“おしゃれ”じゃなく“恥ずかしさ”を感じる羽目に。もし透けそうなトップスを着るなら、インナーの色を白かベージュで統一か透けないインナーにするなど、下着っぽく見えない工夫が必須です。

体型に合わないボトムス
流行を取り入れようとすると、ついやりがちな過ちが“自分の体型に合わないトレンド服”の選択。細めシルエットが流行ったからといって、太ももがパンパンのスキニーを無理やり履いたり、逆にビッグシルエットが流行だからといって、丸っきり自分の肩幅や身長を無視してダボダボの服を着るのも痛い結果に…。
年齢を重ねるほど、無理なトレンド感は「うーん…若作りに頑張ってる?」と見られがち。清潔感やバランスが重要なので、無理のないサイズ感でこそ真のおしゃれができるというわけです。

タックイン
ハイウエストのパンツにTシャツやシャツをタックインするスタイル、若い子たちの間では流行っていますよね。おしゃれ上級者ならカッコよく決まることもありますが、なんとなく真似すると「大学生のファッション?」あるいは「腰回りが強調されて変…」となる場合が多いんです。
特にアラサー以上の男性が無理にタックインしていると、頑張って今風に寄せようとしすぎている感じが全面に出て、逆に浮いてしまうことも。「なんで入れたの…?」と思われるくらいなら、素直にアウトで着ちゃったほうがずっと自然です。

全身プチプラ
プチプラ服を上手に取り入れるのは大事なテクニックですが、全身が安いアイテムだと、やっぱり生地や縫製、デザインの安っぽさが否めません。
特にアラフォー世代の男性がGUやしまむら、SHEINなどのアイテムをトップスからボトムス、小物まですべて揃えちゃうと、「本当に全部それなの…?」とちょっと残念に見えてしまうんですよね。正直あなた自身が安っぽく見えてしまいます。
もちろん1点プチプラをうまく投入して、ほかのアイテムで大人の余裕を見せるコーデもありますが、初デートで“全身プチプラの手抜き感”がバレると「この人、大丈夫かな?」と思われるかもしれません。
香水のつけすぎ
服装だけでなく、香りも大切。でも、加減を間違えて“おじさま系の濃厚な香水”をつけすぎると、女性からすると「うっ…キツイ」「近寄りがたい」という印象に。普段から香りに慣れている男性ほど、自分では匂いの強さに気づかないんですよね。
せっかく服装に気を配っていても、鼻を刺激するほどの香水臭があるとデートのテンションも下がりがち。ほのかに香るくらいがベストです。これ、本当に重要なので覚えておいてください。

TPOにあっていない服装
最後はこれ。TPO(Time, Place, Occasion=時と場所と場合)を考えずに、自分の好きな格好だけしている男性って、年齢を重ねるほど顕著に“非常識”に見えます。
例えば雰囲気の良いレストランなのにスニーカーとパーカー姿で登場したり、スポーツ観戦のはずなのに妙にかしこまったスラックスと革靴で浮いていたり。どちらも女性からすると「この人、経験ないんだな…」とがっかりされてしまうんです。
大人なら少しは場面に応じた服装を選ぶのが“当たり前”と見られるので、そこをおろそかにしないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上級編だけあって、どれも“こだわりがありそう”だけれど、デートの場ではドン引きされてしまいがちなポイントを詰め込みました。アイテム自体は悪くないものもたくさんありますが、「どんなシーンで着るか」「自分の体型や年齢にフィットしているか」をもう一度振り返ってもらえると、失敗が減ると思います。
初デートの印象は、後々の関係性にも大きく影響してきます。ほんのちょっとした工夫や気づかいだけで「お、この人、分かってるな」と好感度はぐんと上がります。
ぜひ今回の上級編のポイントも押さえて、素敵な恋愛をスタートさせてくださいね。
本日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
ではまた次回の記事でお会いしましょう、またね!