どうも、ファビです。
今回は「結婚したらみんな幸せになれるの?」というテーマについて、深掘りしていきたいと思います。
「結婚すれば人生安泰」「結婚こそが幸せの証」なんて声もよく聞きますが、実際はどうなの?と感じている方、多いのではないでしょうか。
私自身、ぶっちゃけ結婚は必ずしたほうがいいと思いません。
この人と一緒にいたいという人がいて、その選択肢として結婚が理想的だなと思っています。
ニュージーランドの研究によると、必ずしも“結婚=幸福”ではないケースがあったり、むしろ独身の方が幸せに感じる人もいるという結果も。
とはいえ、結婚して幸せになっている人もたくさんいますよね。
そこで今回は、私が今まで多数の恋愛相談を受けてきた経験から感じたことや、研究データを織り交ぜながら「結婚=みんな幸せ?」について書いていきます。
目次
- なぜ「結婚すれば幸せ」と思い込むのか?
- 結婚が“ゴール”とされがちな理由
- 思い込みが強いと見落とすこと
- 結婚をしたらみんな幸せなん?を調査した研究からわかること
- 結婚よりも“関係の質”がカギ
- 結婚が幸福度を上げるケースも
- 結婚で幸せになれるタイプ・なれないタイプとは
- 幸せになれるタイプ
- 幸せになりづらいタイプ
- 結婚って“ゴール”じゃなく“選択肢”の一つ
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なぜ「結婚すれば幸せ」と思い込むのか?
結婚が“ゴール”とされがちな理由
- 社会的なプレッシャー
「早く結婚しなさい」「年齢的に結婚しておいた方がいいよ」なんて言葉、耳にしたことありませんか? とくに女性は年齢のこともあって周囲から急かされるプレッシャーが強い印象。 - 家族の安心感
昔はお見合い制度や親戚がお世話してくれることも多く、「結婚して子を授かる」のが当たり前とされていました。いまだにその名残が強い地域や家庭もありますよね。
こうした“周囲の価値観”が積み重なって、「結婚すればみんな幸せになるのが当たり前なんだ」と感じてしまう。
でも実際は、結婚しても悩みがゼロになるわけではありません。
思い込みが強いと見落とすこと
- 「自分には結婚しか選択肢がない」と視野が狭くなる
- 「結婚すればうまくいくはず」と相手選びを急ぎすぎて失敗する
- 結婚後のリアルな問題(お金・家事分担・パートナーの性格など)を軽く見てしまう
思い込みが強いまま結婚してしまうととても危険。
理想と現実とのギャップを感じてしまったり、むしろ独身よりも苦し区なってしまうこともあります。
焦る気持ちはわかりますが、なぜ結婚したいのか?というのを一旦立ち止まって考えてみるのも方法です。
結婚=幸せとは限らないですしね。
結婚をしたらみんな幸せなん?を調査した研究からわかること
ここで一つ、ニュージーランドの研究を紹介します。
結婚よりも“関係の質”がカギ
ニュージーランドで4,000人以上を対象にした調査では、「回避的愛着が高い人」(他人との深い関係を面倒に感じやすいタイプ)は、結婚しているよりも独身でいる方が幸福度が高い場合が多いという結果が。
要するに「自分の性格に合わないパートナーシップや生活スタイルを無理して続けるより、一人の方が気楽」という人が一定数いるよ、ということ。
後ほど解説していきますね。
結婚が幸福度を上げるケースも
もちろん「支え合える安心感が得られる」「相互扶助がある」という理由で、結婚した方が幸福度が高まる人も少なくありません。
ただ、ここで重要なのは“形式”としての結婚ではなく“関係の質”なんです。「パートナーとのコミュニケーションがうまくいっている」→だから幸せ、という流れですね。
結婚で幸せになれるタイプ・なれないタイプとは
幸せになれるタイプ
- 相手との衝突を前向きに乗り越えられる人
- 「ケンカしても話し合って解決しよう」とする姿勢がある
- 違いを受け入れられる柔軟さがある
- 他人と生活するのにストレスを感じにくい人
- 一人の時間がなくなることに抵抗がない
- パートナーと一緒にいるとむしろパワーがもらえる
- コミュニケーションを大切にできる人
- 思いやりや言語化力があり、相手と心地よい距離感をつくれる
幸せになりづらいタイプ
- 回避的愛着が強く、束縛や干渉が耐えがたい人
- ニュージーランドの研究でも指摘されていますが、人と深く関わることでストレスを感じすぎる人は、結婚生活のあれこれに耐えられないケースが多い。
- 結婚さえすれば“幸せ”と思い込みすぎる人
- 結婚するだけで悩みが一気に解消されるわけではないので、理想と現実のギャップが大きくなり、失望感を抱きやすい。
- 衝突を避け、コミュニケーションをしない人
- 言いたいことを溜め込みがちだと、ストレスが爆発する。
- お互いを理解できないまま関係がぎくしゃくすると「こんなはずじゃなかったのに…」と感じることに。
結婚って“ゴール”じゃなく“選択肢”の一つ
このテーマで大事なのは、結婚が人生の唯一のゴールではないということ。
むしろ、人それぞれ「合う・合わない」「パートナーとの相性」で幸せが左右されるからこそ、結婚という形に固執しないのが大切だと思うんです。
たとえば私の周りでは、こんなケースがありました。
結婚を焦ってしまい、相手の選択をミスしてしまった女友達。
彼女は「結婚したら幸せになれる」と思い込んでいて、きちんとすり合わせをしないまま結婚してしまった結果、独身時代よりも辛くなってしまいました。
逆に結婚と形にとらわれず、事実婚としてパートナーシップを築いている友人カップルもいます。
お互いに世間体にとらわれない性格で、一緒にいれたら幸せだよねということで事実婚や籍は入れず、お付き合いを続けているんだよね。
結婚ではなく、精神的なつながりがあれば、それで幸せとお互い満たされています。
そして、今回の研究結果のようにパートナーとの衝突をして、エネルギーと時間を使ってしまうくらいだったら自分に時間を使いたいと言う価値観がしっかりして独身でいる友人。
この友人は独身ですが、毎日幸せそうに暮らしています。
結局結婚したら幸せなのかと言うのは、本人次第。
大切なのは世間体にとらわれることではなくあなた自身と、パートナーがいる方は2人が納得して築いていける関係性なんですよね。
まとめ
- 結婚がすべての人を幸せにするわけじゃない
ニュージーランドの研究でも、相手や環境次第で独身の方が幸福度が高い人もいることが示唆されています。 - 大事なのは“自分に合った生き方”と“質の良いパートナーシップ”
結婚という形式ではなく、どんな距離感で、どんなコミュニケーションで付き合えるかがカギ。 - 結婚はゴールではなく、選択肢の一つ
無理に周囲のプレッシャーに押されて結婚するよりも、自分自身の性格や望むライフスタイルを見極めて、納得のいくかたちを選ぶ方が結果的に幸せへとつながりやすい。
もしあなたが「結婚すれば全部解決する!」と期待しているなら、一度冷静に「自分はどんな形のパートナーシップが心地いいのか?」を考えてみてください。
逆に私の友人でもいたのですが「結婚なんて興味ない」と思っている方も、実は良い相手と出会えたら考え方が変わるかも…?なんてこともあります。
最終的に大切なのは、自分を理解し、相手を理解し、互いに納得できる形を築くこと。
結婚だろうと同棲だろうと独身だろうと、あなたらしく幸せになれる道は必ずあるはずです。
というわけで、今回は「結婚したらみんな幸せになるの?」をテーマに考えてみました。
少しでもあなたのモヤモヤを整理するヒントになれたら嬉しいです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!またね!